このようことを続けていると、身体の歪みから内臓に負担がかかり、腰の痛みにつながります。

痛くても動ける状態になったら、徐々に日常生活へ戻すのがポイント。
痛すぎて動けないという状態では、痛みが落ち着くまで安静にするのも大切ですが、逆に回復を遅らせる要因となります。

「腰痛診療ガイドライン」には、『4日以上の安静は急性腰痛の治療として推奨できない』という内容があり、安静にしていれば早く治るという根拠もないため、できるだけ早く普段の生活に戻った方がよいでしょう。

大切なのは、歩くことです。
また、歩き方よりも「リラックス」を意識して歩くだけで、腰の筋肉の緊張がゆるみます。

鍛えるためではなく、リラックスするために歩きましょう。

急な痛みの場合、温めるべきか冷やすべきか迷うケースもあるでしょう。
1つの判断基準としては、やってみて心地がよい、あるいはよさそうと思う方を選択するということです。

一般的に、急性の痛みは炎症が起きてから冷やすと考えられていますが、腰は身体の中心であるため、全身が冷えてしまい逆効果の場合も。

また、冷やすことは筋肉を収縮させて血流を一時的に抑える効果もあるため、長期間の継続はおススメしません。
筋肉は温めるほうがほぐれますので、長期的にはあたためて、冷やさないことが再発予防にもつながります。

「注射をすれば数日は調子がいいけど、元に戻ってしまう」
「注射を続ければ痛みが治まるのか？」
「いつまで続ければいいのか分からない」
「副作用が心配」

ヒアルロン酸とは、関節の中を満たしている関節液の中にあります。
関節液は関節のクッションとして働いており、潤滑油のようなものです。
このヒアルロン酸の補充を続けると、関節の動きが改善されて、痛みが緩和されるという考え方です。